「ポルシェやBMWなどいろいろと持っていますが、キャンプに出るときはSUVというのが普通でした」と、オレゴン州ポートランドの自宅で話してくれたのは、起業家として知られるブロック・キーン氏です。
スポーツカーをキャンプに使おうなんて、
考えたこともありませんでした
そもそもは、購入したルーフトップ用のテントが予定していた「レンジローバー」のルーフレールにうまく合わなかったことがきっかけでした…。困ったキーン氏は、2004年式のポルシェ「911 カレラ4S」にそのテントを設置して、お店から自宅へ持ち帰ることになりました。
帰宅したキーン夫妻ですが、このテントが積まれたポルシェを改めて眺めてみると、「実はクールかもしれない!?」と気がついたのです。2人はこの楽しいクルマでの活動の記録として、Instagramのアカウント「@996roadtrip」をつくりました。すると、瞬く間にフォロワー数は増え、「あえてスポーツカーで、キャンプへ出かける」という流行を生む結果となったわけです。