ジョー・バイデン米大統領は17日、「奴隷解放記念日(ジューンティーンス)」の6月19日を連邦の祝日とする法案に署名した。今年は19日が土曜日のため、「大半の連邦職員は明日18日が休みになる」と連邦政府人事管理局(OPM)はツイートしている。米議会が連邦の新たな祝日を設けるのは約40年ぶり。法案は、15日の上院では全会一致で、また下院でも16日に賛成415票、反対14票で可決された。ジューンティーンスは、1865年6月19日にゴードン・グレンジャー将軍が連邦軍を率いテキサス州ガルベストンに入り、同州で最後まで奴隷として扱われていた人々を解放した日。これは、南北戦争が集結して2カ月以上、また南部州の奴隷が自由であることを定めた奴隷解放宣言をエイブラハム・リンカーン大統領が発表してから2年半後のことだった。
米奴隷解放記念日が祝日に バイデン氏が法案に署名
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