米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」にインストールできるアプリの制限を巡り、米国や欧州の当局が制限を取り除くよう圧力を強める中、同社はこれを固守する姿勢を強めている。  アップルは23日にリポートを公表し、ユーザーが同社のアプリ配信サービス「アップストア」を経由せず直接iPhoneにアプリをダウンロードできるようにするのは、顧客にとって有害だと主張。個人情報を保護する上で脅威となるほか、保護者による管理が難しくなり、ユーザーのデータがランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による攻撃にさらされる可能性も出てくるとの見方を示した。