終身保険と定期保険が発売されたのは【1881年】

押さえておきたい
終身保障と定期保障の違い

 1881年――。

 生命保険には終身保障タイプと定期保障タイプがある。一般的に日本人が好きなのは終身保障タイプだ。終身保障タイプに一度加入すると、その後は面倒くさい保険のことに頭を悩ませる必要がなくなる点が魅力的なためであろう。

 とはいっても、定期保障タイプにも良い点があり、必要に応じて両タイプをうまく使い分けることが重要である。この生命保険の終身保障タイプと定期保障タイプの違いを、異なる立場から見ていくこととする。

 なお、冒頭の年は、日本で初めて生命保険会社が営業を開始した年であり、そのときの販売商品は終身保険と定期保険だったそうだ。