ポイントその2
ホール・パート法、PREP法など「型を使って伝える」

 オンライン会議で発言するためには、このようにあらかじめ準備することが有効です。準備をしておくことで、伝えたいことをうまく伝えることができるようになります。他に効果的なスキルとしては、ホール・パート法やPREP法などの型を使って伝えると聞き手の頭も整理されやすいのでお勧めです。

 ホール・パート法は、まず全体像(ホール、結論)を伝え、次に詳細をポイントの数を絞って(パート、3点など数字で)示して、1つずつ伝えていきます。そして最後に再度結論を伝えるというものです。

 PREP法は、P(Point、結論)、R(Reason、理由)、E(Example、事例)、P(Point、結論)という順番で伝えていく方法です。最初の結論は「~です」と言い切り、「理由として~です」「具体的には~です」「つまり~です」などと、1つずつの要素の前に接続の言葉を入れると、聞く側は理解がしやすくなります。

 このように多少の準備をしてスキルを使えば、オンラインでも対面の会議と同じように、伝えたいことが伝えられるようになるのです。