就活の常識がコロナ禍で激変!理想の内定を勝ち取る「親子就活」の心得就活では何かと意見が対立しがちな親と子。親にとって、これまでの古い価値観をアップデートするべきときがきている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

*本稿は、現在発売中の紙媒体(雑誌)「息子・娘を入れたい会社2022」の「親必読!就活戦線のいまとこれから」を転載したものです。

アフターコロナが見え始め、新しい就活様式も定着しつつあるが、学生の不安や戸惑いは続いている。そんな中で意識しなくてはならないのが、「親子就活」だ。子にとっては社会人としてのキャリアを最適な形でスタートさせるために、親(保護者)にとっては子育ての集大成として――。就活を通して、親子関係の新しいステージに向かうための心得を説く。(取材・文/古井一匡)

 コロナ禍はワクチン接種が進んだ2021年秋以降、鎮静化しつつある。予断は許さないが、多くの社会・経済活動は息を吹き返し始めた。23年卒の就活(企業側からすれば採用活動)も着実に進んでいる。

 しかし、経済活動などと同じように、就活のあり方がコロナ前に戻るかといえば、決してそんなことはないだろう。

 企業の採用意欲は落ち込んでいないが、今や採用方式は様変わり。インターンシップや面接でのオンライン活用、就活プロセスのなし崩し的な多様化・流動化、内定などの早期化も進みそうだ。

 また、働き方やキャリアの変化については、多くの企業で在宅勤務やリモートワーク、ジョブ型雇用などが急速に広まっている。

 今回のコロナ禍が就活生にもたらす影響は、アフターコロナに本格的に現れてくるはずだ。

「ゴール」を目指す就活から
「スタート」としての就活へ

 コロナ禍の影響を読み解くために、就活の目的そのものに立ち返って考えてみたい。

 やや図式的になるが、これまでの就活は、いかによい会社、有名な会社に入るかという「ゴール」を巡る競争だった。それが今後、社会人としてのキャリアをどこから始めるかという「スタート」を巡る選択と決断が問われる機会になるのではないだろうか。