ランボルギーニ ウラカン、興奮の走り!全身サーキットスペック【試乗記】STOは外装パネルの75%以上をカーボン素材で構成 ウィンドウは標準車比20%軽い専用タイプ ウイング形状のリアスポイラー標準 駆動方式は2WD
ランボルギーニ ウラカン、興奮の走り!全身サーキットスペック【試乗記】室内は軽量設計 カーボン素材を多用しドアの開閉はストラップで行う 走行モード切り替え(アニマ)はSTO/トロフェオ/ピオッジアの3モード ステアリングはアルカンターラ巻き 7速DCTの変速パドルは大型サイズ
ランボルギーニ ウラカン、興奮の走り!全身サーキットスペック【試乗記】5204cc・V10DOHC40V 640hp/565Nm 自然吸気V10は圧倒的なパワーとシャープなレスポンスを追求 シフトスピードも速めた専用チューン ヘッド回りはゴールド仕上げ

 サーキットで速いマシンを作るために何が最も重要か、という質問に対して、エンジニアリング部門のトップを務めるマウリツィオ・レッジアーニ氏は「一にも二にもコーナリング性能が重要。そのためには車体全体のバランスにこだわらなければならない」と即答した。その意味するところは明白である。噛み砕いていえば出力、加減速、ハンドリング、重量という4項目をバランスよく仕立てることに尽きる。そしてハンドリングと重量はチェントロ・スティーレの関与がなければ改善できない。つまり空力と軽量化である。

 チェントロ・スティーレを率いるミッティア・ボルカート氏は、「私たちがコファンゴと名づけたフェンダー一体型のカーボン製フロントカウルは軽量化と空力を両立した最も特徴的なパートでしょう」と胸を張った。