保険商品を通じて保険会社と接することの多い保険のプロたち。そこで、特集『保険商品ランキング2022 ベスト&ワースト』(全10回)の#2では、「顧客に寄り添った商品開発をしている」「手厚いアフターフォローをしている」という二つの観点から、「顧客本位の業務運営」を行っている、あるいは行っていないと評価する保険会社を聞いた。顧客本位の生命保険会社ランキングの【完全版】をお届けする。(ダイヤモンド編集部 宮原啓彰)
商品開発やアフターフォローに表れる
生保各社の業務運営の“姿勢”をプロが評価
いかに割安でスペックに優れた生命保険商品に加入しても、あくまでそれは“入り口”の評価にすぎない。
生命保険は商品の性格上、契約後のアフターフォロー、そして、いざ支払いの段階になって後悔することも少なくない。そして、その満足度には保険会社の顧客への姿勢が如実に表れる。
そこで今年も第3回目となる「顧客思い」の保険会社を大調査した。今回は「顧客に寄り添った商品開発をしている」「手厚いアフターフォローをしている」という二つの観点から、総合的に「顧客本位の業務運営」を行っているといえそうな保険会社を、保険のプロ28人の目線で評価してもらった。
さらに、上位に加えて下位の、顧客本位の業務運営が「なされていない」と考えられる“残念”なワースト保険会社も選出した。
では、どの保険会社がベストに選ばれ、どの保険会社がワーストとなったのか、さっそく見てみよう。
今年は双方とも上位の入れ替わりが起きているので注目だ。