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偏差値は入りやすいのに、有名企業への就職率が高い「就職にお得な大学」はどこか？特集『大学2022 劇変の序列・入試・就職』（全24回）の＃5では、主要企業400社への就職率が10％以上の全国83大学から私立大学を抜粋してランキングを作成した。さらに主要大学の「学部別」の実就職率リストも掲載。“出口”から見た志望大学選びに役立つはずだ。（ダイヤモンド編集部 竹田孝洋、宮原啓彰）
学費は格安で偏差値も入りやすいのに
就職は慶應に肉薄の超お得大学があった！
この春の大学卒業者の就職率（4月1日時点）は95.8％と、コロナ禍の影響で就職率が下がった前年をさらに0.2ポイント下回る2年連続の低下となった。
就職戦線が苦しさを増す中、大学受験の志望校選びで、就職に強いか否かが以前にも増して重要になっている。
そこで、この逆境でも就職に強く、かつ入試も入りやすいというお得な大学を探すべく、大学通信の協力を得て2021年春の大卒者の主要企業400社への就職レバレッジランキングを作成した。
国公立大学、私立大学に分け、主要企業400社への就職率を「30％以上」「20～29.9％」「15～19.9％」「10～14.9％」ごとに、偏差値が低い順にランキングを作成。今回は、そのうち「私立大学編」をお届けする（「国公立大学編」は＃22で掲載予定）。
中には、偏差値は入りやすく学費も格安なのに、就職率は慶應義塾大学に肉薄する超お得な大学もあった。
また、大学ごとに就職者数の多い企業ベスト3も掲載。さらに、付録として主要私立大学の「学部別」実就職率リストも用意した。
偏差値と就職という大学の「入り口」と「出口」を両にらみできる必見のランキングだ。
