旧統一教会問題の協議中に進展?「自民・維新の会」急接近の舞台裏日本維新の会の代表、馬場伸幸(右)から総合経済対策に関する提言を受ける首相の岸田文雄 Photo:JIJI

 わずか1カ月で3人の閣僚が辞任した岸田文雄内閣。しかし辞任騒動はこれで打ち止めとはならない。なお4人目が瀬戸際に立つ。復興相の秋葉賢也だ。秋葉の場合、地元の政治団体が秋葉の妻と母親に事務所の賃料を支払っていたことなどの「政治とカネ」の問題に加え、公職選挙法違反と思われる行動などイエローカードが乱発される。

 昨年の衆院選挙で次男が秋葉の選挙応援のため路上で「秋葉賢也」の名前が入ったタスキをかけていたことが発覚した。11月25日の衆院予算委員会で立憲民主党の大西健介は「影武者がいるのか」と厳しく追及した。それだけではない。復興相の本務といってもいい被災地・福島の視察を突然取りやめた。国会対策が理由という。

 もはや秋葉が閣僚としてとどまる理由を見つける方が難しい。自民党幹部も「このまま1月の通常国会まで持つはずがない」と語るが、再び首相の岸田文雄は更迭に慎重な姿勢を崩さない。「説明責任を果たすことに全力で取り組んでもらいたい」

 問題の先送りは岸田にとって何のプラスにもならない。岸田側近も「どこかで更迭を判断せざるを得ない」と語る。

 しかし、そのタイミングはいつなのかとなると判断は難しい。臨時国会の会期末は12月10日。残された時間は極めて少ない。