後藤謙次

後藤謙次

政治コラムニスト

1949年10月5日東京都生まれ。73年4月 に早稲田大学法学部卒業後、共同通信社入社。政治部長、論説副委員長兼編集委員、編集局長などを歴任した後、2007年10月に共同通信退社。その後、テレビのコメンテーターなどとして活躍、週刊ダイヤモンドで「永田町ライブ」を好評連載中

参院選後に断行?自民党内に燻る、内閣改造による「陣立て見直し論」
後藤謙次
7月20日の参院選の投開票日を直前にして報道各社が報じた情勢調査はいずれも政権与党である自民党の苦戦を伝える。選挙の結果次第では、戦後の憲政史上では例を見ない「衆参同時の与党過半数割れ」という異常事態に突入する。
参院選後に断行?自民党内に燻る、内閣改造による「陣立て見直し論」
密かに進む大連立構想、石破首相が参院選後に発足させる、超党派協議体の狙い
後藤謙次
少数与党政権下では初の参院選が7月3日に公示された。投票日までの時間は限られているため、選挙後の体制づくりに向けた動きが始まっている。
密かに進む大連立構想、石破首相が参院選後に発足させる、超党派協議体の狙い
トランプ大統領と石破首相はウマが合う?それでも石破政権が直面する二つの外交難題
後藤謙次
退陣と紙一重の状況を切り抜け、G7サミットに出席した首相の石破茂。一時は足元を揺さぶったコメ問題は小泉進次郎の農相起用が的中し、内閣支持率が下げ止まった感がある。しかし石破にはなお高いハードルが残った。
トランプ大統領と石破首相はウマが合う?それでも石破政権が直面する二つの外交難題
空白の時間を狙った極秘の党首会談が“2階建て”だった理由、石破首相の真意は?
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「5・11政局」と呼んでいいだろう。6月22日の通常国会の会期末をにらんだ政局の動きはこの日に始まったとみられるからだ。その証しが5月11日の首相動静にある。
空白の時間を狙った極秘の党首会談が“2階建て”だった理由、石破首相の真意は?
干天の慈雨となったコメ巡る“小泉劇場”、農相起用の裏には「石破降ろし」の蠢き
後藤謙次
随意契約で売り渡された政府備蓄米の販売が大手スーパーで始まると、5キロ当たり2000円台のコメを買い求める消費者が長蛇の列を作り、即完売となった。暴言を発して農相を更迭された江藤拓に代わって農相に就任した小泉進次郎は石破が期待した通りの発信力と行動力を発揮した。
干天の慈雨となったコメ巡る“小泉劇場”、農相起用の裏には「石破降ろし」の蠢き
内閣不信任案を巡る神経戦が最終局面、鍵を握る年金法案の「就職氷河期」対策
後藤謙次
6月22日の国会の会期末まで1カ月を切った。最大の焦点は野党第1党の立憲民主党が内閣不信任案の提出に踏み切るかどうかにある。
内閣不信任案を巡る神経戦が最終局面、鍵を握る年金法案の「就職氷河期」対策
消費税減税の議論を決定付ける、幹事長と首相による「四谷会談」の内実
後藤謙次
消費税減税について首を縦に振ることはない幹事長の森山と、首相、石破茂が会食をした。この「四谷会談」は今後の消費税を巡る議論を決定付けることになるに違いない。
消費税減税の議論を決定付ける、幹事長と首相による「四谷会談」の内実
石破首相の真意がブラックボックス化、参院選を待たずに大政変の可能性も
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「困っている人に手を差し伸べなければ政治の役割を果たせない」――。立憲民主党代表の野田佳彦は4月25日午後の記者会見で1年間に限って8%の食料品の消費税率を0%に引き下げる考えを示した。
石破首相の真意がブラックボックス化、参院選を待たずに大政変の可能性も
参院選にも直結するトランプ関税の交渉で、円高進むプラザ合意の再現はあるのか
後藤謙次
「まだ何も見えてこない」――。米大統領のトランプとの会談を終えて帰国した経済再生担当相、赤澤亮正の報告を受けた首相の石破茂は周辺にこう漏らした。トランプの狙い、具体的な交渉のスケジュール感はなお不明のままというのだ。
参院選にも直結するトランプ関税の交渉で、円高進むプラザ合意の再現はあるのか
手探りの日米関税交渉、突然の90日間停止で高い優先順位の日本は「トップ引き」役か?
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手探りの日米交渉が始まった。相手は変幻自在、狂瀾怒濤の手法で国際社会を翻弄し続ける米大統領、ドナルド・トランプ。日本への追加関税など相互関税を発表したかと思えば、対抗措置を取らなかった国には90日間の交渉期間を与えるとの方針転換を明らかにした。
手探りの日米関税交渉、突然の90日間停止で高い優先順位の日本は「トップ引き」役か?
宗教的な確信に近いトランプ関税の理屈、石破政権が描く国難パッケージとは
後藤謙次
トランプ米大統領はホワイトハウスでの記者会見で、世界からの全輸入品に課す相互関税の導入を発表した。日本に課す追加関税は24%。予想されたとはいえ、国際社会全体に与えた衝撃は大きい。発表を受けて首相の石破茂は直ちに関係閣僚会議を招集した。
宗教的な確信に近いトランプ関税の理屈、石破政権が描く国難パッケージとは
勢いを増してきた「自公+国民」連立、自民党中枢は新連立で衆院解散を模索か
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少数与党という脆弱な政権基盤に乗る首相の石破茂。その命運が懸かった2025年度予算が24年度最終日の3月31日夕、滑り込みで成立した。政府の予算案が衆参両院で修正された上での成立は現行憲法下では初めてのことだ。
勢いを増してきた「自公+国民」連立、自民党中枢は新連立で衆院解散を模索か
自民党内に存在する「玉木首班説」、幹事長は立憲民主との連立も視野
後藤謙次
主要メディアが3月中に実施した世論調査の全てで内閣支持率が急落した。中には危険水域とされる20%台に落ち込んだ社も出現した。そうした中で注目は国民民主党が支持率を急伸させていることだ。政党支持率の調査で野党第1党の立憲民主党を凌駕する傾向が固まりつつある。
自民党内に存在する「玉木首班説」、幹事長は立憲民主との連立も視野
自民幹事長が示唆する野党転落、立民は「ヘビの生殺し戦術」で対抗
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降って湧いたような10万円商品券問題が首相の石破茂を直撃した。党内野党と呼ばれた石破が政権の座を射止めることができたのは、金権政治を鋭く批判してきたからにほかならない。その石破が「金権」ならぬ「金券」でつまずいたのではしゃれにならない。
自民幹事長が示唆する野党転落、立民は「ヘビの生殺し戦術」で対抗
大きく揺らぐ石破政権の土台、“身内の反乱”で四面楚歌
後藤謙次
持ち前の高い答弁能力で、首相の石破は衆院での2025年度予算案審議を乗り切ったが、参院予算委に論戦の舞台が移った3月5日、思わぬ落とし穴にはまった。事態を劇的に変えたのは、立憲民主党が参考人として招致した全国がん患者団体連合会理事の発言だった。
大きく揺らぐ石破政権の土台、“身内の反乱”で四面楚歌
少数与党の新たな“国対モデル”で、自民は野党から3枚の合意文書
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「馬の乗り換え」で少数与党の首相、石破茂は当面の窮地を脱した。キャスチングボートを握ったのは「103万円の壁」の見直しを提起して予算案の修正協議を引っ張ってきた国民民主党ではなく、教育無償化を求めた日本維新の会だった。
少数与党の新たな“国対モデル”で、自民は野党から3枚の合意文書
自民党が狙う「3党同時決着」、立民野田は異例の武装解除発言
後藤謙次
少数与党政権下での予算成立に向け、自民党が取った戦略は3党全部との個別接触だった。首相の石破茂が米大統領、トランプとの日米首脳会談を終えて帰国した直後から、回り舞台が回るようにその仕掛けの一端が姿を見せ始めた。
自民党が狙う「3党同時決着」、立民野田は異例の武装解除発言
日米関係に新黄金時代の到来か、会談成功の裏にある石破の変身
後藤謙次
米大統領のドナルド・トランプとの初めての日米首脳会談。1泊3日の“弾丸ツアー”は明らかに国内外の石破を見る目を変えたのではないか。
日米関係に新黄金時代の到来か、会談成功の裏にある石破の変身
衰えない国民民主党の高い支持率、自民党の維新への傾斜はリスクか
後藤謙次
開幕が4月13日に迫る大阪・関西万博。しかし、盛り上がりを欠いたままチケットの売り上げも伸び悩んでいる。そんな万博への肩入れが目立つのが首相の石破茂をはじめとした与党の幹部たちだ。にわかに万博成功に向けてかじを切ったかに見える政権中枢の動きを額面通りに受け取るわけにはいかない。
衰えない国民民主党の高い支持率、自民党の維新への傾斜はリスクか
対トランプで中国大転換の衝撃、米中の狭間で問われる石破外交
後藤謙次
「トランプ劇場パート2」が幕を開けた。1月20日の就任演説でもトランプは早々に「米国第一主義」を全開させた。首相の石破茂はトランプとどう向き合えばいいのか。
対トランプで中国大転換の衝撃、米中の狭間で問われる石破外交
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