
2025.3.28
自民党内に存在する「玉木首班説」、幹事長は立憲民主との連立も視野
主要メディアが3月中に実施した世論調査の全てで内閣支持率が急落した。中には危険水域とされる20%台に落ち込んだ社も出現した。そうした中で注目は国民民主党が支持率を急伸させていることだ。政党支持率の調査で野党第1党の立憲民主党を凌駕する…
政治コラムニスト
1949年10月5日東京都生まれ。73年4月 に早稲田大学法学部卒業後、共同通信社入社。政治部長、論説副委員長兼編集委員、編集局長などを歴任した後、2007年10月に共同通信退社。その後、テレビのコメンテーターなどとして活躍、週刊ダイヤモンドで「永田町ライブ」を好評連載中
2025.3.28
主要メディアが3月中に実施した世論調査の全てで内閣支持率が急落した。中には危険水域とされる20%台に落ち込んだ社も出現した。そうした中で注目は国民民主党が支持率を急伸させていることだ。政党支持率の調査で野党第1党の立憲民主党を凌駕する…
2025.3.21
降って湧いたような10万円商品券問題が首相の石破茂を直撃した。党内野党と呼ばれた石破が政権の座を射止めることができたのは、金権政治を鋭く批判してきたからにほかならない。その石破が「金権」ならぬ「金券」でつまずいたのではしゃれにならな…
2025.3.14
持ち前の高い答弁能力で、首相の石破は衆院での2025年度予算案審議を乗り切ったが、参院予算委に論戦の舞台が移った3月5日、思わぬ落とし穴にはまった。事態を劇的に変えたのは、立憲民主党が参考人として招致した全国がん患者団体連合会理事の発言…
2025.3.7
「馬の乗り換え」で少数与党の首相、石破茂は当面の窮地を脱した。キャスチングボートを握ったのは「103万円の壁」の見直しを提起して予算案の修正協議を引っ張ってきた国民民主党ではなく、教育無償化を求めた日本維新の会だった。
2025.2.21
少数与党政権下での予算成立に向け、自民党が取った戦略は3党全部との個別接触だった。首相の石破茂が米大統領、トランプとの日米首脳会談を終えて帰国した直後から、回り舞台が回るようにその仕掛けの一端が姿を見せ始めた。
2025.2.14
米大統領のドナルド・トランプとの初めての日米首脳会談。1泊3日の“弾丸ツアー”は明らかに国内外の石破を見る目を変えたのではないか。
2025.1.31
開幕が4月13日に迫る大阪・関西万博。しかし、盛り上がりを欠いたままチケットの売り上げも伸び悩んでいる。そんな万博への肩入れが目立つのが首相の石破茂をはじめとした与党の幹部たちだ。にわかに万博成功に向けてかじを切ったかに見える政権中…
2025.1.24
「トランプ劇場パート2」が幕を開けた。1月20日の就任演説でもトランプは早々に「米国第一主義」を全開させた。首相の石破茂はトランプとどう向き合えばいいのか。
2025.1.17
通常国会の召集が1月24日に迫る。会期は150日間。延長がなければ会期末は6月22日。首相の石破茂が置かれた少数与党という厳しい状況を考えると、会期末までに何が起きても不思議はない。
2025.1.3
2024年10月の衆院選の与党惨敗で少数与党政権に転落した首相、石破茂を巡っては「年内持つかどうか分からない」との臆測が消えなかったが、何とか年を越した。しかし、25年の新年を迎えても少数与党という厳しい現実は少しも変わらない。それでも石…
2024.12.18
2024年10月の大乱戦となった自民党総裁選で、高市早苗氏を劇的に破って誕生した石破政権。ところが同月の衆議院選挙に惨敗し、早くも猛烈な逆風にさらされている。「ダイヤモンド・オンライン」の人気連載「永田町ライヴ!」の特別版として、政治コ…
2024.12.13
韓国大統領の尹錫悦が12月3日夜に発令した「非常戒厳(戒厳令)」を巡る大混乱で、来年1月の首相、石破茂の訪韓も取りやめとなった。尹の政治生命は事実上終わったとされ、外交戦略の練り直しを迫られるのは必至だ。
2024.12.6
自公過半数割れの政界激変をもたらした衆院選の“戦後処理”がなお続く。与党では公明党で党首が交代した。自民党総裁の首相、石破茂も就任からまだ2カ月余。初心者マークの党首同士が、しかも少数与党でのかじ取りを担う。そして、野党側も混乱続…
2024.11.29
不安定な少数与党に立脚する首相、石破茂の悪戦苦闘が続く中で前首相、岸田文雄の言動がにわかに注目を集める。主要新聞もこぞって岸田の動向を取り上げた。
2024.11.22
30年ぶりの少数与党という極めて脆弱な政権基盤の上に立つ首相、石破茂が奇妙な“安定”を手にしているかに見える。政界全体がすくみ合って身動きが取れない状況にあり、もちろん石破が完璧な安全地帯に身を置いているわけではない。
2024.11.15
11月11日に召集された特別国会の衆院本会議場の光景は、自公惨敗をくっきりと浮かび上がらせ、首相指名選挙も1度では決まらず決選投票に持ち込まれた。石破が第103代の首相に選出されが、今の石破政権は「剣の刃渡り」の状況にある。
2024.11.8
首相の石破茂の自民党総裁選挙辛勝で始まった「令和政変」は、衆院総選挙での自公大敗を経て少数与党政権という極めて不安定な政治状況を生んだ。波乱要因が内在しており、大乱世の到来は間違いない。
2024.10.25
自民党が狙った前例なきスピード選挙の思惑は完全に裏目に出た。政治資金パーティーを巡る裏金問題に対する有権者の反発は想定をはるかに超え、しかもその影響は連立政権を組む公明党にも及んだ。大手メディアが最終盤に実施した情勢調査に基づく記…
2024.10.18
第50回衆院選挙は15日公示された。石破茂(67)が首相に就任してからまだ半月。全てが異例の選挙戦が始まった。焦点は裏金問題の直撃を受けた自民党が過半数の233議席を維持できるか否か。石破が掲げた勝敗ラインは「与党で過半数」だが、選挙後の…
2024.10.4
「予算委員会を開こうと言ってくれる人が一人もいなかった」。第102代の首相に就任した石破茂は10月1日朝、臨時国会での首相指名選挙に臨む前、側近に苦しい胸の内を吐露した。そこには新しい日本のリーダーになるという高揚感はなく、自身が置かれ…
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