米メタ・プラットフォームズは主力サービスのフェイスブックとインスタグラムについて、10代の若者をターゲットにした広告で性別を基準とすることを広告主の選択肢から排除する。メタは10日のブログで、ユーザーのネット上の行動履歴を10代を対象とした広告に利用することはできなくなるとした。変更は2月から実施の予定としている。フェイスブックとインスタグラムで若者向け広告表示に利用できるのは、年齢と位置情報だけになるという。メタは他のアプリやウェブサイトについては既に、ユーザーの行動履歴に基づいて10代をターゲットにすることを広告主の選択肢から排除している。10代のユーザーを巡っては、メタはアルコール飲料や金融商品、ダイエット関連商品など、特定分野の広告も禁止している。