ボンディーを追えば
メタバースの行方も分かる?
以上が座談会の内容です。いかがだったでしょうか。
「若者の間でメタバースアプリが流行している」という点に興味を持った人にとっては、やや意外な内容だったかもしれません。
彼・彼女らは、「メタバースだから」という理由ではなく、投稿のハードルの低さや少人数制に魅力を感じてボンディーを使っていました。
メタバースという概念が世界的に注目され、世界中の企業がこの領域に投資していますが、実は日本はメタバース先進国です。
古いものでは「PostPet」や「アメーバピグ」、新しいものでは「どうぶつの森」や「トモダチコレクション」など、仮想世界を取り入れたWebサービスやゲームが当たり前のように存在してきました。
もしかすると、Z世代だけでなく30~40代前半の人までもが「仮想世界に親しんできた」と言えるかもしれません。
そんな日本で、SNSという身近な存在とメタバースが組み合わさり、若者の中で一つのムーブメントになっている。この状況が続くかどうかで、果たして「メタバース社会」が本当に到来するのかどうかが分かる気がします。
ボンディーは単なる「若者の流行」にとどまらず、メタバースの行方を見通す上での試金石だと言えるので、今後も動向を継続的に追っていきます。