○調査のリスク
調査にはリスクが発生することがあります。例えば対象者や第三者からの暴行や、尾行中の事故やアクシデントでの損害などです。万が一ケガをした際には、働けなくなるなどのリスクを負うため、料金に加味しています。
以上の要素から料金設定をしていますが、それにしても高額の設定をしているという探偵もいることは事実です。さらには、料金に含まれているはずの報告書作成費がオプションになっていて、追加料金を請求されたという話も聞いたことがあります。
対応策
調査にかけられる費用を明確にする
高額と思われる料金設定をしている探偵が、悪意を持っているわけではないと信じたいですが、以下の対応策を取ることをお勧めいたします。
○調査にかけられる予算を伝える。
○調査料金の内訳について教えてもらい、よく分からない項目があれば率直に質問する。
○調査にかかる主な費用の目安を知っておく。
・調査費用(探偵によって違いはあるが、1時間当たり5000~1万円で通常は2人体制なので2倍となる)
・必要経費(交通費・宿泊費・燃料費・高速代・通信費・機材費・印刷費・店舗への潜入調査費などの実費)
○他の探偵の料金と比較したり、相見積もりをとる。
○「そこまでの調査料金が捻出できない」などの理由で、値切り交渉をしてみる。
○20時間、40時間、60時間などのパック料金を設定している探偵が多いと思いが、思いの外早く調査が終了した場合に、余った時間分の料金が返ってこないという事例もあった。割引がなければ、稼働時間単位での料金で相談してみる。
○成果報酬対応の料金があるか確認してみる。場合によっては料金を低く抑えられる可能性がある。例えば不貞調査でホテルへ入る証拠と、ホテルから出てくる証拠さえあればよい時などには、対象者が想定よりも早く出てきたら、その時点で調査終了なので、調査時間が短くなる可能性もある。その場合は、探偵側でも検討対象になる。