生成された画像をチューニングし、欲しいイメージに近付ける
ハイクオリティな画像が生成されたが、写真の男性はすべて欧米人だった。今回の用途では日本人のほうが都合がいいので、ちょっと変更を加える。「A businessman is walking」のところに「asian」を追加すると、即座にアジア人男性の画像が4枚出力された。しかし、ものすごく緊張感漂う感じである。
英文を翻訳してみると、「目的地に集中し、目的意識と緊張感を持って歩いている」と書いてあったので、忠実に再現したのだろう。この部分をいじるのは面倒なので、「He is wearing a business suit」のところに「smile and」と付け足してみる。
すると、さわやかな男性の画像が生成される。この画像の男性は存在せず、著作権も自分にあるとは驚きだ。



イラスト風、マンガ風のタッチの画像に変更する
写真よりもイラスト風タッチの方がいいのであれば、その単語を冒頭にカンマ区切りで追加すればいい。ただ、「illustration」と書くと、アメコミのような画像になるので、筆者は「generic productivity illustration」というプロンプトが説明的な画像を生成しやすいので重宝している。
ちなみに、「Japanese Manga , monochrome ,」と追加すれば、漫画の1シーンのような画像も出せる。


ちなみに、画像生成AIはデフォルトだと縦横比が1:1のスクエア画像になることが多い。横長、あるいは縦長の画像を生成する場合は、解像度もしくはアスペクト比を指定しよう。例えば、「Midjourney」なら、プロンプトの最後に、「 --ar 3:2」を付け足せばいい。
解像度を上げる場合は、4枚出力された画像の下の「U1」~「U4」ボタンをクリックすればいい。1は左上、2は右上、3は左下、4は右下の画像を拡大出力してくれる。