激安株を狙え#13Photo:BBuilder/gettyimages

株主総会の“お土産”は廃止されつつあるが、株主優待は依然として充実している。保有期間が条件になっているケースもあるが、6月に権利が確定する大手外食や食品メーカーも複数あるので、ぜひ前向きに検討したい。特集『激安株を狙え』(全13回)の最終回では、最近の株主優待のトレンドと狙い目の銘柄を実名で紹介する。(ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

物言う株主vs会社の攻防戦もいいが
株主優待でお得な生活がしたいあなたへ

 社長解任の株主提案が出されるなど、アクティビスト(物言う株主)と会社側の激しい攻防戦が報じられるシーズンに入った。

 だが、その他大勢の個人株主は、個々の会社に対して思うところがあっても、それが会社の経営のダイレクトに反映されることはまずない。

 一方、株式を一定数、あるいは長期間で保有していると、実生活に役立ったり、生活に彩りを添える商品を株主優待として受け取れる。しかも6月中に権利月を迎える企業の中には、有名食品メーカーや外食、ゴルフ関連の企業でお得な特典を受けられるケースがある。これらの銘柄の優待内容を紹介するとともに、最近の株主優待のトレンドを解説する。