20年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2024』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2022年12月時点に執筆した『大学図鑑!2024』をもとにしています)
特徴は「4年間みんな一緒!」
2017年に駅名が改称された東武スカイツリーライン「獨協大学前〈草加松原〉駅(旧・松原団地駅)」から徒歩5分。大学がある駅の西口側は公園や市立図書館があり、団地やちょっとした商店からなる素朴な雰囲気の街だ。
キャンパスは緑豊かで、公園のような中庭がある。ハーブガーデンやよく手入れされた松など緑が多く、近所の親子連れが自転車で通り抜けていくこともしばしば。芝生広場に遊具を持ち込み、無邪気に遊ぶ学生も多い。桜シーズンは花見もできる。全学部が4年間同じキャンパスで過ごし、おまけに他大学と交流しづらい立地条件にあるため、学生同士の結びつきは強い。
キャンパスでひときわ目立つ「35周年記念館」には、体育館や講堂のほか、1350人が収容可能な学生食堂や多目的スペース、書店やコンビニなどが入っている。図書館は22時とかなり遅くまで開いている。総面積2万9000m2の人工芝グラウンドには、サッカーコート1面、ラグビーコート1面、フットサルコート3面、300メートルトラックが整備されている。スポーツ好きにとってはうれしい環境だ。
地上4階建ての創立50周年記念館には、500人を収容する大教室をはじめ、電子黒板やプロジェクタなどのICT機器を設置したアクティブ・ラーニングスペース、学生が集えるコミュニケーション・ラウンジや学習スペースも備えられている。教室棟の上階から、のどかな住宅街が広がっているのを見ると、「あーここは都会じゃなくて郊外なんだなぁ」と実感するとか。