日本企業の成長が停滞する本質的理由の一つが、投資ポートフォリオの近視眼的な偏り。確実性の高いコア事業だけに投資を集中させ、将来の成長オプションへの投資を避けてしまう問題をどのように解消するのか?特集『レジェンド企業のマネジメント術 衰退の芽は10年前から見えている』第2回は、成長し続けるための投資ポートフォリオマネジメントに迫ります。早稲田ビジネススクール教授でBCG元日本代表の杉田浩章さんが、長期投資を可能にする3つの手法を徹底解説します。
今回の動画で学べるTOPIC
・財務分析がイノベーションを殺す理由
・長期投資を可能にする3つの手法
・事業評価軸の転換が
トランスフォーメーションに必須の理由
早稲田大学ビジネススクール教授
東京工業大学工学部卒。慶應義塾大学経営学修士(MBA)。株式会社日本交通公社(JTB)を経て1994年ボストン コンサルティング グループ(BCG)入社。2006~2013年BCG日本オフィス責任者、2016年~2020年同日本代表、2023年より同シニアアドバイザー。2020年より早稲田大学ビジネススクール教授。コンシューマー系ビジネス、消費財・流通、メディア・通信、産業財等の業界を中心に、企業変革、デジタルトランスフォーメーション、グローバリゼーション、新規事業開発、組織・ガバナンス改革、マーケティング・営業戦略等のコンサルティングを数多く手掛けた。主な著書に『リクルートのすごい構“創”力』『プロフェッショナル経営参謀』『BCG流戦略営業』『10年変革シナリオ 時間軸のトランスフォーメーション戦略』など。