2段階の質問で
空き箱の価値をはっきりさせよう
まず、すべての空き箱を収納から出します。パッと見て「これは要らない」と感じたモノは即処分。箱の中に「付属のアタッチメント」「予備で付いていたUSBケーブル」などが残っている場合は、ジッパー付き保存袋に移して保管すれば、箱自体は不要になるはずです。
残った空き箱は、目的の有無で分けます。下手に悩まず、気楽に。5秒で決めましょう。
●使う
・売る/譲る時に必要とされる箱(PC関連・育児用品)
・修理に出す時に必要とされる箱(家電)
・季節家電を収納するための箱
●使うかもしれない
・高価なお買い物についてきた箱(ブランド品・高級腕時計・アクセサリー)
・丈夫、大きさがちょうど良いと感じる箱(タブレット)
・何となくデザインが気に入っている箱
分け終わったら、「使う」に分けた空き箱について、念のためもう一度自分に尋ねてみてください。
「売ることは現実的?」
PCはだいぶ古いし、育児用品は大きくて送料もかさみそう。本当に売れるだろうか…?
「譲るのに箱が必要?」
育児用品をまとめて送るとき、割れやすいモノ以外のアイテムは、箱がかえって邪魔にならないだろうか…?
「修理に出してまで使い続ける?」
お掃除ロボットもドライヤーも、保証期間が終了している。壊れたら買い替える可能性が高いのでは…?
「オフシーズンは箱にしまわないといけない?」
ファンヒーターや扇風機は、ほこり除けのネットをかけてしまえば十分では…?
こうした2段階の質問で、「もう使わないな」と納得できたら、気持ちよく手放せます。「やっぱり必要だ」と思えた箱は、保管決定です。
他方、「使うかもしれない」の箱がどのくらい残せるかは、収納の余裕次第で変わってきます。決まるのはもう少し先の段階です。