コロナ禍で経済動向が大きく変わる中、主要企業はどの大学から学生を採用したのか。総合商社、コンサル、金融、メーカー、流通、運輸、情報通信など企業別2022年採用大学ランキングを作成した。今回は、大手インターネット会社の採用大学ランキングをお届けする。(文/ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供/大学通信)
「デジタルネイティブ世代」に
身近となったインターネット企業
就活生の親世代にとって、おそらく仕事の内容や働き方を最もイメージしにくいのがインターネット企業だろう。親世代が就活をしていた1990年前後は、今回取り上げる企業はいずれも創業しておらず、いわゆる「ベンチャー企業」としてその後躍進することになった。
それから30年以上たち、生まれたときからインターネット環境に囲まれ、SNSやスマートフォンを当たり前のように使いこなす「デジタルネイティブ世代」である現在の就活生にとって、インターネット企業はとても身近な存在となっている。
いまや事業領域も大きく広がり、ネットショップ、ネットテレビ、インターネット広告、ゲームアプリ、ライブストリーミングなど多彩だ。
そんな大手インターネット4社の21年「採用大学」ランキングでは、ヤフーは1位早稲田大学、2位東京大学、3位東京工業大学。楽天グループは1位早稲田大学、2位慶應義塾大学、3位立教大学。サイバーエージェントは1位早稲田大学、2位同志社大学、3位は同人数で慶應義塾大学と明治大学。ディー・エヌ・エーは1位慶應義塾大学、2位東京大学、3位は同人数で神戸大学、東京都立大学、青山学院大学、関西学院大学の4校が並んだ。
果たして、22年のランキングに変化はあったのだろうか。