著名投資家キャシー・ウッド氏率いる米投資会社アーク・インベストメント・マネジメントは、イーロン・マスク氏が昨年ツイッターを非公開化して以降、保有する同社株の評価額を47%引き下げた。ウッド氏が14日のインタビューで明らかにした。ウッド氏は「適正価格(フェアバリュー)は極めて重要だと考えている」とし、ツイッター株は評価額を引き下げる必要性が「間違いなくあった」と語った。一方で、引き下げは「われわれの株主にもたらされる長期的な投資利益に対する確信や基本的な見通しを反映したものではない」との認識を示した。ウッド氏はツイッターの長期見通しに対する強気の見方を変えていない。傘下のファンドは非公開企業のバリュエーションを頻繁に見直していると説明。「実のところ、こうした株価水準で株式を買い増したいとは思うが、手放そうとする人がいない。それが何を意味するかは分かるだろう」と話した。