毎年、順位をめぐって大きな反響を巻き起こす「都道府県魅力度ランキング」。その注目度は年々増しており、発表を待ち望んでいる人もいるだろう。
その最新版である「都道府県魅力度ランキング2023」が10月14日に発表された。早速その詳細をお伝えしよう。果たして、昨年初最下位となってしまった佐賀県は順位を上げることができたのか。
調査を行ったのは、ブランド総合研究所。このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象に、全国の消費者3万4117人の有効回答を得て集計したもの(※1)。2006年からスタートし、今回が18回目となる(都道府県の調査は2009年から15回目)。
北海道が15年連続の1位
トップ5は前年と変わらず
まずは、上位の都道府県を見てみよう。
2023年の都道府県で最も魅力度が高かったのは、北海道で72.4点。都道府県の調査を開始した2009年から15年連続で1位となった。前年の73.3点からポイントは低下しているが、回答者割合は「とても魅力的」が56.8%、「やや魅力的」が31.3%で、合計88.1%の回答者が北海道に魅力を抱いていることがわかった。
続いて、2位は京都府で15年連続の2位(56.6点)。「とても魅力的」と「やや魅力的」の合計は75.3%となっている。
3位が沖縄県(52.7点)、4位が東京都(49.0点)、5位は大阪府(43.3点)で、1位から5位までは前年と変わらない結果であった。