開発するにあたって、利用者からは「カードの利用明細からでは何の費用か判断がつかない」「予算とのひも付け管理が難しい」「決済データの連携が遅い」「決済サイクルが中途半端で作業が煩雑」といった声を多く聞いたという。

そうした声を踏まえ、カード利用の前後に課題が多くあると感じ、LayerXは利用限度額もそうだが、カードごとに利用上限を設定可能にするなど、現場社員の使いやすさや経理の管理のしやすさにこだわってプロダクトを開発したとのこと。

バクラクビジネスカードは年内に「freee会計」「マネーフォワード クラウド会計」と連携し、カード利用明細と事前の稟議申請を自動でひも付ける機能を提供する予定。こうした機能を筆頭に今後も法人カードに求められるさまざまな機能の開発を進めていき、2023年8月末までに1000社への導入を目指していくという。