仕事ができない人はNGワードをどう言い換える?
代わりに、仕事ができる人はこういったネガティブワードを次のように言い換えて言葉にします。それは「〇〇な会社にしていきたい」です。
「会社はなにもしてくれない」は、ただ傍観者として会社を批判しているだけですが、「〇〇な会社にしていきたい」は、自分ごととして考えようとしている姿勢が見えます。
たとえば、「うちの会社は本当に融通が利かない」と「うちの会社を融通の利く文化に変えていきたい」というのではどちらが信用できそうでしょうか。後者だと思います。
つまり、大事なのは自分が感じている不満に対してどのように向き合うかなのです。愚痴を言うのはただ問題解決から逃れているだけで、何のアクションも起こしていません。どんなに正しいことを言っていたとしても、まわりからは「足を引っ張る人材」と思われてしまうでしょう。
ほんのちょっとの意識の差が、仕事の姿勢や評価にあらわれます。せっかく、会社や組織の違和感に気がついたのにそれがネガティブに作用してしまうのは非常にもったいないですからぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。