2024年から始動した「新NISA」を受け、投資熱が高まっている。より高いリターンを狙うなら、投資信託の積み立てだけでなく、個別株投資に挑むのも一手だ。その主役となりそうなのが、現役時代に蓄財した資産や退職金などで、投資の元手が豊富な50~80代の個人。一方でどんな銘柄に投資すればよいのか、迷える人も多いだろう。そこで特集『あなたも億り人に!? 凄腕シニア投資家が教える 株式運用術』では、3月18日(月)から4月9日(火)までの全17回の連載で、同世代の歴戦の猛者たちが、「株式投資の極意」を直伝。87歳の現役トレーダーや、「伝説の投資家」清原達郎氏、退職金を200倍の40億円に増やした70代シニア、配当金&優待でホクホク老後生活を送る60代の個人など、各人各様のスタイルで、虎の子の資産を殖やす術を伝授してもらう。
#1 3月18日(月)配信
資産20億円超の87歳現役トレーダーに密着!シゲルさんが語る「人生と相場の神髄」とは?
午前2時に起床し、生活の全てを株式投資にささげる人物がいる。投資歴68年の現役トレーダー、藤本茂さん(シゲルさん、87歳)だ。初の著書『87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え』(ダイヤモンド社)は、昨年11月の発刊以来、異例の早さで12万部超のベストセラーに。総資産20億円超の、シゲルさんの半生と投資の極意に迫る。
#2 3月19日(火)配信
退職金2000万円を40億円に増やした敏腕シニア投資家が明かす「PEGレシオ」投資術
退職金2000万円をわずか7年で40億円に増やしたというすご腕投資家の今亀庵さん(ハンドルネーム、73歳男性)。小型成長株などグロース株を軸に100銘柄以上保有するが、今亀庵さんが銘柄選びの際に重視する指標が「PEGレシオ」だという。PEGレシオとは何か。どのように有望株を見分けているのか。そのテクニックを明かす。
#3 3月20日(水)配信
資産800億円!“伝説の投資家”清原達郎氏が見通す、日本株「次のシナリオ」
2005年に発表された最後の高額納税者名簿(長者番付)で全国トップに躍り出た「伝説のサラリーマン投資家」が、元タワー投資顧問運用部長の清原達郎氏だ。今年3月に発行した初の著書『わが投資術 市場は誰に微笑むか』(講談社)は、発売3日で12万部という爆発的なヒットを記録。そんな同氏に、日本株の行方を直撃した。
#4 3月21日(木)配信
資産20億円超の87歳現役トレーダーが見通す日経平均「4万円の先」、最も気がかりなアノマリーとは?
日経平均株価が初めて4万円を突破した日、取材班は投資歴68年のベテラン投資家、藤本茂さんに密着取材を敢行した。だが、大台突破の瞬間、特に感慨深さは見られず。4万円は通過点にすぎないと考えているからだ。では、どこまで上がるとみているのか。歴戦の投資家が気に掛けるアノマリー(経験則)と併せて明らかにする。
#5 3月22日(金)配信
資産20億円超の87歳現役トレーダーは「日経平均4万円突破」の日にどの銘柄を売買した?取引内容を全公開!
87歳現役トレーダー、藤本茂さんの投資スタイルは、テクニカル分析に基づくデイトレード。その売買回数は、月500~600回にも及ぶ。では、具体的にどんな銘柄を売買しているのか。史上初めて日経平均株価が4万円を超えた日の、シゲルさんの1日の取引内容を全公開する。
#6 3月25日(月)配信
成長株で5億円超を築いたカリスマ投資家が「いまはETFで十分」と乗り替えた理由
成長株投資のスタイルを軸に、約40年の投資経験を重ねてきた個人投資家の成長株テリーさん(ハンドルネーム、62歳男性)。だが、最近の投資動向を聞くと成長株だけでなく資産の多くをETF(上場投資信託)に投資しているという。なぜ、成長株投資からETFに軸を移したのか。一体どのようなETFに投資をしているのか。その詳細を明かす。
#7 3月26日(火)配信
資産8億円FIREシニアの「高配当&優待株」で楽々老後術、代表銘柄&投資手法を開陳!
49歳のときに公務員を早期退職したかんちさん(ハンドルネーム、62歳)は、高配当株や優待株に積極投資し、配当と優待で退職後の生活を賄う。その投資法の要諦を直伝してもらった。
#8 3月27日(水)配信
「日経平均は10万円へ」「バブル越えは始まりに過ぎない」敏腕投資家が強気発言連発!【シニア投資家座談会・前編】
日経平均が最高値を更新し、4万円の大台も突破するなど日本株が沸いている。高値警戒感も根強いが、すご腕のシニア投資家たちは「日経平均はいずれ10万円を超す」「最高値更新は始まりに過ぎない」と強気な見方を崩さない。投資で成功を収めてきた60~70代の個人投資家(かんちさん、今亀庵さん、成長株テリーさん)による座談会の前編をお届けする。
#9 3月28日(木)配信
資産20億円超を築いた「デイトレの極意」を87歳現役トレーダーが直伝!銘柄選びの基準、チャート分析法…
87歳現役トレーダーの藤本茂さん(シゲルさん)がこれまで売買してきた銘柄は、実に1200ほどに上る。信用取引やテクニカル分析を駆使して日々、短期売買を中心とした取引に挑むシゲルさんが銘柄を選ぶ際の基準や、チャートを駆使して売買の機会を探る「デイトレードの極意」を解説した。
#10 3月29日(金)配信
最後の「長者番付1位」投資家・清原達郎氏が明かす!注目の経営者、リスクとの向き合い方…
2005年発表の高額納税者名簿(長者番付)で全国トップに躍り出た「伝説のサラリーマン投資家」、清原達郎氏へのインタビュー後編をお届け。同氏が成長を実現するとの強い意志を感じた経営者の実名や、メンタル面での投資リスクとの向き合い方、株式相場の急落リスクやREIT(不動産投資信託)相場の展望などを明かしてもらう。
#11 4月1日(月)配信
“日本のバフェット”シゲルさんの「長期保有27銘柄」を初公開!トヨタ、商社…
信用取引を駆使したデイトレードで日本の個別株の売買を行う藤本茂さん(シゲルさん)。だが、実は、中長期保有を前提に運用する投資先もある。そんな、本邦初公開の27銘柄を明らかにする。
#12 4月2日(火)配信
「割安な成長株56銘柄」お宝リスト!伝説的投資家ピーター・リンチ氏も注目の指標・PEGレシオで厳選
伝説的投資家ピーター・リンチ氏も好んで活用したのが、成長株の割安度を見る指標「PEGレシオ」だ。これを使って有望な割安株を探し当てるべく、銘柄スクリーニングを試みた。その結果、成長性が高く相対的に割安な56銘柄が浮かび上がってきた。
#13 4月3日(水)配信
申し込み殺到「投資家勉強会」に潜入!個人投資家アイル氏主催、企業と直接対話で“お宝株”を発掘
いまちまたで注目を集めているのが、各地で開催されている個人投資家主催の「投資家勉強会」だ。企業のIR担当や社長から直接、じっくりと経営の話を聞くことで、深い理解を通じた投資が可能となる。その詳細と、主催者の一人であるアイルさんの投資術をひもといていこう。
#14 4月4日(木)配信
「株高でもまだまだ買える株はある」敏腕投資家たちが注目する銘柄は?【シニア投資家座談会・後編】
これだけ株高局面になると、特にバリュー株の投資家にとっては割安銘柄を見つけづらくなるはず……と思いきや、「まだまだ買える株はある」とすご腕投資家たちは口をそろえる。彼らが今、注目している株とは。60~70代のすご腕シニア投資家であるかんちさん、今亀庵さん、成長株テリーさんによる座談会の後編をお届けする。
#15 4月5日(金)配信
清原達郎式「小型成長株投資」の候補240銘柄を抽出!ネットキャッシュ比率で浮かぶ割安株リスト
日本株展望や投資の心得などを説いた「伝説のサラリーマン投資家」清原達郎氏のインタビューに続き、本稿では、清原氏が実践してきた小型成長株投資の要諦を凝縮解説する。併せて、同氏の定義する「ネットキャッシュ比率」1以上の割安銘柄を独自に抽出。清原式投資を実践する上での端緒となる240銘柄を一覧化する。
#16 4月8日(月)配信
シニア投資家が「絶対に買ってはいけない」商品とは?金融機関の甘い言葉に騙されるな!
投資初心者のシニア層は、金融機関の勧誘の格好の的だ。ところが、中には商品性が悪く決しておすすめできない商品もある。では、シニア投資家が手を出してはいけない商品とは何か。併せて、退職金などを元手に投資へ臨む初心者が注意すべき点を解説する。
#17 4月9日(火)配信
「老後資金を捻出する株式運用術」を米著名投資家ケン・フィッシャー氏が指南!他国にはない新NISAの利点とは?
米国の長者番付「フォーブス400」常連の著名投資家ケン・フィッシャー氏の特別寄稿をお届け。同氏は、新NISAを活用し、潤沢な老後資金を生み出すためには、世界と日本の株式へ幅広く投資すべきだと主張する。併せて、他国の投資非課税制度にはない、日本のNISAの大きな利点とは何かを指摘する。
Key Visual by Noriyo Shinoda