高成長&高年収!半導体160社図鑑#14Photo:Future Publishing/gettyimages

今株式市場で最も注目を集める日本の半導体製造装置・素材業界。では、どの会社が何をやっているのか、「シェアが高い」といわれる市場は本当に有望なのか知っているだろうか。特集『高成長&高年収! 半導体160社図鑑』の#14では、半導体製造装置・素材企業のマッピングと勢力図を、一般にはなかなか分かりづらい「半導体の作り方」図解と共に解説しよう。(ダイヤモンド編集部 鈴木洋子)

半導体はどうやってできる?プロセスごとの
プレイヤーのポジショニングと強みを大図解

 半導体市場の株高をけん引する日本の半導体製造装置・半導体素材。ここ十数年で大きくシェアを落とした半導体デバイスメーカーと異なり、いまだ高い世界シェアを誇り、世界全体の半導体製造に大きな影響力を持っていることからも、評価が高まっている。

 半導体製造装置業界の現状は本特集#5『東エレク、レーザーテックは快進撃も…日本の半導体製造装置メーカーは実は「地滑り的敗戦」をしていた!』、半導体素材業界の状況は本特集#7『JSR、新光電気…“世界最強”日本の半導体素材業界の意外な弱点とは?「官製再編」が巻き起こるワケ』にまとめたが、では各社が具体的に半導体の製造プロセスの中で「何をしているか」を知っているだろうか。

 半導体製造には長く複雑な製造プロセスが伴う。どれも高い精度、純度と高度な技術を必要とするもので、新規参入の障壁はかなり高い。そして、全体の製造プロセスの中でどの工程がより重要なのか、そして市場として大きいのかは、あまりよく知られていなかった。

 今回は、半導体の作り方を分かりやすくまとめながら、その中で関わる製造装置や素材の市場の大きさ、そしてどのプレイヤーが全体の中でどういったポジションを占めているのかの大図解を試みた。レーザーテックや東京エレクトロン、JSRやイビデンはどこでどのような強さを持ち、どんなアキレス腱があるのか?次ページから大図解と共にじっくり解説していこう。