高成長&高年収!半導体160社図鑑#16Photo:Amana Images Inc/gettyimages

成長著しい半導体業界では、各社の給与アップも期待されるところだ。3年後に年収の高い企業はどこだろうか。特集『高成長&高年収! 半導体160社図鑑』の#16では、ダイヤモンド編集部が独自試算した、半導体企業の「3年後の年収」ランキングの上位30社とワースト30社を一挙公開する。試算結果では、平均年収1000万円超えの企業がなんと12社もある。3年後、どんな企業が高年収になっているのだろうか。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)

半導体企業「3年後の年収」を独自試算
1000万円超が12社も

 さらなる成長が見込まれる半導体業界。将来の業績だけでなく、給与水準も気になるところだ。3年後に給料の良い企業はどんな企業で、幾らもらえるのだろうか。年収1000万超えの勝ち組企業は、どこなのだろうか。

 そこで、今回、統計専門調査会社おたにの協力を得て、半導体関連企業の「3年後の年収」を独自試算した。ランキングでは、ダイヤモンド編集部がピックアップした半導体・電子部品関連の上場企業142社を母集団としている。その上で、データを取得できる105社を選出した。

 半導体関連企業の3年後の年収を試算したところ、3年後の平均年収が1000万円を超える企業が12社もあるとの結果になった。その中には、ソニーグループやキーエンスなど、半導体でも他業界でもプレゼンスを発揮する“超有名企業”がランクインしている。これは“順当”な結果だろう。

 その他、ランキング上位には、半導体製造装置や半導体材料の大手メーカーが並んでいる。

 一方、半導体とは無縁に思える“意外な食品メーカー”も、3年後の平均年収予想1165万円でトップ10入りを果たしている。いったいどこだろうか。

 次ページでは、半導体企業の「3年後の年収」ランキングの上位30社とワースト30社を一挙公開する。ソニーとキーエンス、3年後の年収が高いのはどちらだろうか。東京エレクトロン、レーザーテック、ディスコ、富士フイルム、アドバンテストといった企業の年収は上がるのか、それとも、下がるのだろうか。半導体業界の超有名企業の「3年後の給与事情」を、ご自身の目で確かめてみてほしい。