京町家から名月を望む

月見の間らくたび京町家の「月見の間」から月を望む

 築90余年の時を刻む「らくたび京町家」(中京区)2階には、畳敷きの広間と小間、洋間の他に、南東側に2畳ほどの小さな「月見の間」があります。その名の通り、お月見をするためだけに設けられたぜいたくな部屋で、丸窓越しに、東の空に昇っていくお月様を望むことができます。昨年、この月見の間から撮影した中秋の名月の60倍速(!)動画がありますので、よろしければご覧になってください。

 中秋の名月の前日に当たる9月16日、「観月の宴♪ 中秋の名月が照らす京町家で “ お月見弁当 ” と“ 月 ”にちなむ銘酒で“ 月見の間 ”から名月鑑賞」というイベントを開催します。代表の若村亮による「中秋の名月」に関する歴史と文化講演 、月見の間の見学と名月の鑑賞、「島原乙文」のお月見弁当、月見だんごなど、盛りだくさんの企画です。京都の銘酒「月の桂」をはじめ、月にちなんだ数種の日本酒もご用意してお待ちします。残席わずか、締め切りは9月13日まで。ぜひらくたびと一緒にお月見を楽しみましょう!

 中秋の名月は、昨年2023年は9月29日、来年25年は10月6日、以降、26年は9月25日、27年は9月15日といったように、年によってずいぶん異なります。「十五夜」も中秋の名月とほぼ同義で使われる言葉ですが、「十五夜」とは、新月(地球上から月が見えない状態)の日から数えて15日目の満月の夜のこと。秋に限らず満月となる日すべてが「十五夜」です。昨年を含む過去3年連続で「中秋の名月の日=満月の日」でしたが、必ずしも同じ日ではなく、今年は17日が中秋の名月で、満月は翌18日。次に「中秋の名月の日=満月の日」となるのは6年後の30年となります。