大河ドラマにハマった同僚が「面白いよね!」→あまりピンと来ない時、どう話を合わせる?写真はイメージです Photo:PIXTA 

人に好かれるも嫌われるも、真意が伝わるも伝わらないも、一目置かれるも軽く見られるも、すべては使う言葉次第。クイズに挑んで、ワンランク上の「大人の言い換え力」を身につけましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)

クイズ

 新年から始まった大河ドラマについて、同僚が「面白いよね。傑作の予感しかしない」などと、その面白さを熱く語っている。しかし、正直なところ自分はピンとこなかった。

 しょせん同僚との雑談なので、「えー、自分は面白くないと思うけどなあ」と正面から反論するのも、ちょっと違う気がする。さて、どう返すのがマナーか?

(A)「なるほど。大河ドラマの話はしないほうがいいかな」と話題を変える
(B)「そうだね。ますます盛り上がるといいね」と適当に話を合わせておく
(C)「主役の俳優、カッコいいよね」などと高く評価できる部分をホメる

正解は……

C

× (A)「なるほど。大河ドラマの話はしないほうがいいかな」と話題を変える
△ (B)「そうだね。ますます盛り上がるといいね」と適当に話を合わせておく
◎ (C)「主役の俳優、カッコいいよね」などと高く評価できる部分をホメる

解説

 同じドラマでも、見る人によって評価が変わるのは当然です。本音はさておき、同僚との雑談においては、とりあえずホメておくのがマナー。ここで厳しい意見を披露したり矛盾点を指摘したりして、「自分ならではの視点や鋭い感覚」を示す必要はありません。

 Bでも十分ですが、さすがに適当さがにじみ出てしまうかも。Cのように「けっして嘘ではない感想」を述べることで、無難に話が弾みそうです。Aは「あなたとは意見が違う」と言っているも同然で、相手をモヤモヤした気持ちにさせかねません。

 どんなドラマも、好みに合わなければ見なければいいだけ。世の中にはSNSに悪口を書くために意地悪な目線で見続ける人もいるようですが、もっとほかの楽しみが見つかるといいですね。

大河ドラマにハマった同僚が「面白いよね!」→あまりピンと来ない時、どう話を合わせる?