3年後の業界平均予測年収「1000万円」
通信・メディアは18業界トップも年収減か
これから給料が上がっていく業界や企業はどこなのか。そこでダイヤモンド編集部は、給料が業績などに連動することを前提として、18業界の主要上場企業を対象に、3年後の予測年収を独自試算した。
業界別の結果を見ていくと、高年収で知られるテレビ局などが属する通信・メディア業界の平均予測年収が1000万円とトップだった。ただし年収平均増加率は▲0.39%とマイナス予想で、斜陽産業化が進むメディア業界の苦境を反映する結果となった。
平均予測年収が886.9万円で3位の銀行業界は、日銀利上げによる金利収入増など今後も増益が見込まれ、年収増加率も0.24%と他業界よりも相対的に高く、引き続き“勝ち組”といえそうだ。