ワイングラスで乾杯する手写真はイメージです Photo:PIXTA

マネジャークラス、あるいは経営者になると、会食の機会が多くなります。自らが顧客を接待することもあれば、接待される立場で参加することも。そんな会食の場では、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。(小宮コンサルタンツ代表 小宮一慶)

会食で気を付けること
到着時間、座る場所……

 マネジャークラスや経営者になると、顧客と会食する機会が増えます。

 私の場合、講演後などに会食に誘われる機会が多く、また私がお礼の意味を込めてお誘いすることもあるので、年間150回程は会食をしています。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 会食の席でまず心がけることは、自分が楽しみ、相手にも楽しんでいただくことです。そしてお互いに気を遣うこと。接待する側はもちろん気を遣うでしょうが、される側の立場でも気を遣うことが大切です。ただし、接待される側が過剰に気を遣うと、接待する側はもっと気を遣わなければならなくなるので、ほどほどが大切です。

 次に到着時間。接待される側の場合、早く着き過ぎないことがポイントです。接待する側は約束の時間の10分前くらいには着いているはずだから、それよりも早くお店に入ることは避けて、早く着いたら周辺で時間調整をして5分前くらいに店に入るようにしています。もちろん、接待される場合でも遅刻はよくありません。