
ドナルド・トランプ米大統領の二転三転する発言に世界経済は振り回されている。メディアもトランプ氏の動向を注視するが、トランプ氏1人で米国を動かせるわけではない。トランプ政権を取り巻く人々が、おのおのの出世や目的の実現のため、苛烈な権力闘争を繰り広げている。日本企業はどこに食い込めば、トランプ暴走の被害を最小限に食い止めることができるのか。特集『トランプ人脈 全解剖』では、メディアが報じない、トランプ政権の中枢人材やロビー会社、米議会や労働組合など、米国の最新の権力関係をひもとく。
#1 5月20日(火)配信
【初公開】米「ロビー会社」カオスマップ、トランプ政権で影響力激変…存在感が高まった5社とは?
米政府や議会に働き掛けるロビー会社。トランプ政権の誕生で、ロビー会社の影響力も激変し、トランプ氏に近い5社の存在感も高まっている。有名なロビー会社と契約しても、民主党寄りでは意味がない。最新のロビー会社の勢力図はどうなっているのか徹底解剖する。
#2 5月22日(木)配信
トランプ政権の「中枢人材」を輩出する2大シンクタンクとは?政治任用約4000人の“供給源”はどこか

米国では政権交代のたびに政府高官も入れ替わる。日本の局長クラスに当たる次官補ポストまでが時の政権により「政治任用」され、政治任用の総数は約4000人に上るといわれる。人的リソースに限りがある中で、人材を供給できる組織は実は限られる。トランプ政権を支える人材の供給源をひもとき、政権を陰で動かす二大シンクタンクの実態に迫る。
>>5月22日(木)
#3 5月27日(火)配信
米議会「重要人事」から読み解くトランプ政権、“出世頭”と政権安定運営の“キーマン”の名前

米大統領と上院・下院の全てを制する「トリプルレッド」の共和党。ただ、上院・下院における民主党との議席数は僅差のため、トランプ政権運営の基盤は脆弱で早晩行き詰まるという見方も根強い。米議会の重要人事から、トランプ政権の出世頭と、政権安定運営のキーマンを解き明かす。
>>5月27日(火)配信
#4 5月29日(木)配信
トランプ政権の政策予測に必須な「米議会」最新動向、政権の“急所”になり得る注目ポイントは?

米大統領は絶大な権力を持つものの、実は日本の総理大臣と比べてさまざまな制約が課されている。トランプ大統領も全てを好き勝手にすることはできず、個々の政策ではむしろ米議会や議会内の特定ポストの重要性が高まってくる。米議会のルールを読み解くことで、トランプ氏が権力を振るう上での“急所”を探る。
>>5月29日(木)配信
#5 6月3日(火)配信
トランプ大統領に「労働組合」が急接近!米国政治と支持団体に地殻変動、産業の今後はどうなる?

かつては米民主党の岩盤支持層とされた労働組合が、トランプ大統領率いる共和党に急接近している。USスチール問題で日本での知名度が上がった全米鉄鋼労働組合(USW)や、全米自動車労働組合(UAW)など、米国を代表する労働組合の動向からトランプ政権と米産業の今後を展望する。
>>6月3日(火)配信
#6~
Coming soon…
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