ナナさんは、まず過去の企画書を参考にし、全体の流れを理解しました。過去に通った企画書ですから、内容が同じでなくとも説得に必要な要素は洗い出せます。そして、企画が承認されるために必要な情報のリスト(アジェンダ)を作成しました。

メモのリストを見て
脱線を回避!

 次に、アジェンダごとに盛り込む内容をメモパッドに箇条書きにして整理しました。冒頭にチェックボックスをつけ、スライド作成が終わると1つずつチェックを入れていきました。

 ナナさんは途中何度も脱線しかけましたが、その都度メモパッドのリストを見ることで「今はここをやってるんだった。リストに戻ろう」と思い直すことができ、迷子にならずにスムーズに資料を作成できただけでなく、チェックを入れるたびに「よしできた!」と達成感を持つこともできました。

こんなお悩みにも使えるよ!解決策の応用 TIPs

ホームパーティーの準備が憂鬱な人
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メンバー、時間、部屋、料理、アクティビティなどを書き出して完成予想図を把握してから、準備のやることリストを作ろう。

目上の方へのお礼の品に何をあげたらいいかわからない人
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ただ「どうしよう」と悩み続けても答えは出ないので、共通の知り合いにその方の好みを尋ねたり、百貨店のギフトコーナーの店員に相談してみるなどして行動しながら判断材料(アイデア)を集めて決定してみよう。

長い報告書や論文を書いているうちに、いつの間にか時間だけが過ぎてしまう人
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全体の見出しを先に作るだけでなく、その文章作成のための調べものや、表やグラフ作りも含めた「やることリスト」を作ってから本文を書き始めてみよう。