「特に、新卒で入社した方の多くが元々起業することに興味があり、入社後1~3年で基本的なビジネススキルとマッキンゼーでの経験を通じて自身のビジネス戦闘力を高め、卒業されていく」(コンサルタント、マッキンゼー・アンド・カンパニー)
「フィードバック文化があり、毎回のプロジェクトにおいてフィードバックがもらえるので成長につながる。皆当たり前のようにフィードバックの時間を取ってくれる」(コンサルタント、ボストン・コンサルティング・グループ)
「評価制度がしっかりしており、基本的には結果がきちんと評価に結び付く」(営業、P&G ジャパン)
「次のステップに進むため、前向きな理由で退職しました。前向きな退職に対しては、強く引き留めることなく、応援してくれる雰囲気がある会社です」(ビジネス、DeNA)
「成果を出すと社内で称賛される文化があるのは働きがいがあると感じた。社内でも前向きな人が多く適切なフィードバックがもらえる環境も良いと感じた」(マネージャー、サイバーエージェント)
若手を「見守る」姿勢も
高評価のポイント
2つ目の特徴は、長期育成を見据えた豊富な教育投資や若手を「見守る」姿勢だ。
総合商社をはじめとする日系大手企業のランクイン企業からは、人材の長期的な育成環境を評価する声が多く寄せられている。
これらの企業には、長期的な視点で人材を育てようとする意識が根づいており、それゆえに豊富な教育投資が行われている。この点が、「退職後も周囲におすすめしたい」と評価される背景として浮かび上がっている。
さらに、「若手の挑戦や失敗を見守る風土がある」といった、組織としてのあたたかさを感じさせるクチコミも複数確認されており、そうした環境に対して恩義や感謝の気持ちを抱いている様子がうかがえる。
「国内の研修制度はかなり充実しているため、会社負担でかなり色々な研修に参加でき、実務以外でも成長できる機会を与えてもらえる」(営業、伊藤忠商事)
「いかにコストがかかったとしても社員を育てるという意識が強く、一人前にしてもらえたことが、新卒入社の会社としては非常に良い選択だったと感じる」(基幹職、住友商事)