除雪グッズはあるとないとで大違い
【出発前の準備(2):除雪グッズ】
次に準備しておきたいのは、雪が降ったときに対応するためのアイテムです。
駐車中にクルマに積もった雪を払うためのブラシ、ウインドーに張り付いた氷を取り除くためのスクレイパー、解氷スプレー、さらにクルマのまわりの雪かきをするためのショベルなどの道具は、そのあるなしで作業効率に大きな差が出ます。いずれもそれほど高価なものではないので、カー用品店で購入し、トランクに入れておきましょう。
ブラシなどを使うとクルマを傷つけず、短時間で除雪できる。ゴム手袋や長靴があれば、より楽に作業が進む Photo:PIXTA
さらに、こうした作業を厳寒下、かつ雪が舞う環境で行う場合、作業する人の防寒装備も重要です。保温性のある裏起毛のロングゴム手袋、ゴム長靴、さらに大きめの雨具やポンチョなどがあるといいでしょう。これらはホームセンターや、作業服専門店などで取り扱っています。
【出発前の準備(3):ガソリン満タン、ウォッシャー液も忘れずに】
またドライブに出かける前は「ガソリン満タン」が必須です。圧雪路や凍結路など、滑りやすい路面コンディションでは、通常よりも燃費は悪化します。また雪による渋滞、最悪の場合として考えられる「立ち往生」のとき、ガソリンが残り少なければ、停車中にガス欠となり、立ち往生が解消してもその場から動けなくなる可能性があります。また出先でもガソリン残量が半分になったら、早めに給油を心がけましょう。
加えて、降雪時にはウインドーウォッシャー液の使用が多くなります。またウォッシャー液は通常、水で希釈して補充しますが、寒冷地へのドライブでは、ウォッシャー液の凍結を防ぐため、原液に近い形での補充が理想です。ガソリンスタンドやディーラーで補充してもらうときは、寒冷地での利用を伝え、DIYで行うときは、ラベルなどに記載された注意書きを確認し、適切な濃度にしましょう。







