San Francisco Consensus:
サンフランシスコ・コンセンサス

2026年も人工知能(AI)から目が離せない。その意味でクローズアップされるのが「サンフランシスコ・コンセンサス(San Francisco Consensus)」だ。
サンフランシスコ・コンセンサスとは、米シリコンバレーを中心としたテック業界エリートがAIの未来について共有しているビジョンのこと。それに従えば、AIは今後3~6年で人間社会に劇的な変化(transformative changes)をもたらす。
提唱者は米グーグルの元最高経営責任者(CEO)のエリック・シュミット氏。変化はホッケースティック曲線(hockey-stick chart)のように急激な右肩上がりで訪れ、次の5年間は次の1000年間で最も重要な5年間になる――このように予測している。
鍵を握るのは「再帰的自己改善(recursive self-improvement=RSI)」だ。AIが人間の介入なしに自己改良を繰り返し、汎用人工知能(artificial general intelligence=AGI)へ進化するということだ。
25年12月上旬、シュミット氏は米ハーバード大学ケネディ行政大学院で講演し、RSI時代の到来を予言した(米「ハーバード・クリムゾン」紙より引用)。
Recursive self-improvement is when it’s learning on its own. This is not true today. Today, when you set up one of these huge data centers, you know what they look like, you have to tell it to learn. But the belief is that this is coming.(現状ではデータセンターが立ち上がっても、人間がAIに対して何を学ぶか指示しなければならない。しかしRSIが近いうちに現実となる。AIが自律的に学んで成長していくという時代が訪れる。)







