AI scare trade:
AI恐怖トレード

人工知能(AI)がさまざまな業界に破壊的影響(disruption)をもたらすとの懸念が強まり、株式市場でパニック売りが起きている。「AI恐怖トレード(AI scare trade)」だ。
恐怖トレードが始まったのは2月3日。米AIスタートアップのアンソロピックが業務用AIツール「クロード・コワーク」に新機能を導入したところ、ソフトウエア関連銘柄が強烈な売りを浴びせられた。「アンソロピック・ショック」である。
新機能は誰でも無料で自由に利用できるオープンソース型。クラウド経由で有料ソフトを提供する「SaaS(サース)(Software as a Service)」企業を直撃しかねず、当日の株式市場ではSaaS大手の米セールスフォース(7%安)や加トムソン・ロイター(16%安)が大きく値を下げた。
投資家の間では「AIが既存ソフトを代替する」との見方が広がり、SaaSの終末を意味する「サースポカリプス(SaaSpocalypse)」というフレーズも生まれた。AI革命はニューヨーク株式相場を最高値圏へ押し上げる原動力になってきたものの、ここにきて負の側面がクローズアップされた格好だ。
米イノベーター・キャピタル・マネジメントの主任投資ストラテジスト、ティム・アーバノウィッツ氏は米ヤフー・ファイナンスに対し、次のようにコメントしている。







