卒業生にはエステーの会長・鈴木貴子や
サンリオエンターテイメント社長の小巻亜矢も
ビジネスで活躍している卒業生では、野村ミチが横浜の古美術商「サムライ商会」店主の妻で、経営を切り盛りした。大正・昭和期のキリスト教社会活動家の一人で、英語と商才を生かして女子教育、国際交流などに貢献した。
東証プライム市場に上場している日用品メーカー・エステーの会長、鈴木貴子がいる。エステー創業者の娘で、上智大卒業後に日産自動車などでキャリアウーマンとして活躍、13年にエステー社長に就き、23年から会長だ。24年には富士フイルムホールディングス社外取締役にも就任した。
岩切貴乃は、ダイバーシティー推進の企業MYSのCEO(最高経営責任者)だ。大卒後に東芝に研究職として入社、東芝未来館の2代目館長などを務めた。川崎市教育委員などの公職にも就いた。
市川紗恵は、商船三井クルーズのクルーズ事業スペシャリストで、アジアのクルーズ市場の発展について講演する機会も多い。
小巻亜矢は、成城大卒業後にサンリオに入社、16年にサンリオピューロランド館長に就き経営の立て直しを図った。19年にはサンリオエンターテイメント社長にも就任、雑誌「日経ウーマン」が発表する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2020」で大賞を受賞した。11年には、51歳で東大大学院教育学系研究科に入学し、修士課程を修了した。
船曳鴻紅(ふなびき・こうこ)は、東大文学部卒業後、デザインの仕事に従事し、東京デザインセンターの社長に就いた。09年には内閣府の行政刷新会議事業仕分け評価者になるなどの公職にも就いた。夫は文化人類学者で元東大教授の船曳建夫だ。
加藤牧菜は、科学・教育・文化・芸術に関わるイベント企画やコンサル業務をするオフィスマキナ代表だ。東大医科学研究所倫理審査委員会委員なども務めた。
ジェニー牛山は美容家で、ハリウッド美容専門学校校長だ。美容家のメイ・ウシヤマの長女で、小学部から短大まで東洋英和で学んだ。
与儀みどりは美容師で、皇室の女性たちのヘアメイクを70年余り、手掛けてきた与儀美容室の2代目だ。ノーベル賞の晩餐(ばんさん)会で、山中伸弥京大教授の妻の着物の着付けにストックホルムまで駆け付けた――といったエピソードの持ち主だ。







