コンサル会社が
転職先として選ばれなくなる!?

 むしろ将来的な課題となり得るのは、「人を減らすか」ではなく、そもそも「人が集まるか」という点だろう。仮にコンサルファーム側がバックオフィス人材を維持する方針を取ったとしても、転職市場において、あえてコンサル会社のバックオフィスを選ぶ動機を提示できるかは不透明だ。

 安定を重視する人材は大手事業会社を志向し、新たな挑戦を求める層はITベンチャーに流れていく可能性が高い。“社内序列”や“報酬格差”が明確な環境の中で、優秀な人材に「ぜひコンサル会社のバックオフィスで働きたい」と思ってもらえるのか――。

 日本市場に限って言えば、コンサルファーム側が働く意義や明確なキャリアパスを示せない限り、バックオフィス人材に転職先として「選ばれなくなる」可能性は十分にあるだろう。