Photo by Yasuo Katatae
上場企業の監査報告書に署名する公認会計士のうち、最も多くの監査報酬を獲得したトッププレーヤーは誰か。ダイヤモンド編集部では有価証券報告書を集計し、公認会計士2387人の監査報酬獲得額を公表し、ランキングを作成した。特集『公認会計士「実名」「実額」2387人ランキング』の#3では、あずさ監査法人に所属する公認会計士を対象に集計し、ランキングを作成した。(ダイヤモンド編集部副編集長 片田江康男、データ担当/編集委員 清水理裕)
あずさ所属の379人の最新序列は?
監査報酬獲得額ランキング2026年版
四大監査法人の一角を占めるあずさ監査法人は、上場企業に対する監査証明業務で得られた報酬総額を集計したランキングで、トーマツに次ぐ2位の834億1200万円だった。また、上場企業の監査報告書に署名した公認会計士は379人。こちらも457人だったEY新日本に次ぐ2位だった。
あずさの特徴は、顧客の中に国内を代表する大手金融業や製造業の企業を多く抱えていることだ。グローバル展開している大企業ほど、監査報酬は高くなる傾向がある。実際に、あずさの上場企業報酬総額を、担当社数で割った1社当たり平均報酬額を算出すると、1億4357万円で、四大トップとなった。
次ページのランキングでは、ベスト30に入った公認会計士は、各業界のトップ企業の監査を担当していることが分かる。本特集で既に公開しているが、あずさに所属する監査報酬獲得額トップの近藤敬氏は、担当している企業はパナソニック ホールディングス(HD)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)、ユニ・チャームだった(#1『公認会計士「監査報酬獲得額」実名ランキング【ベスト30・2026年版】上場企業を監査する“番人”2387人の頂点に立ったのは誰か?』参照)。
次ページでは、あずさ所属で、上場企業の監査報告書に署名している全ての公認会計士379人を対象に、監査報酬獲得額を集計。実名・実額ランキングを作成した。
金額が10億円を超えたのは8人。トップ30に入るラインは5億円だった。果たして、あずさ内の序列はどうなったのか。各公認会計士が担当している上場企業の、時価総額の合計も記載している。株式市場で評価が高い企業を多く担当しているかどうかも、この数字で確認できるだろう。次ページで、あずさ所属の公認会計士の最新序列を一挙公開する。








