旅のプロが教える3つの鉄則、「燃油サーチャージなし」の航空会社の実名とは? Photo:PIXTA
航空券の値上がり、円安、現地の物価高から海外旅行の費用は上がっています。しかし、この状況でも慌てず、賢く旅を楽しんでいる人もいます。その人たちは何を知っているのか? 数字の裏側にある「仕組み」を知れば、旅を諦めなくていい理由が見えてきます。(令和トラベルNEWTリサーチ統括 大木優紀)
ハワイ便では「逆転現象」が多発!
海外旅行を襲う「三重苦」の正体
いま海外旅行は、トリプル・パンチを受けています。1つ目は、歴史的な円安。2つ目は、現地の物価高。ハワイで日本人が「なんでも高い」と驚くのは、円安だけでなくアメリカの強烈な物価高も重なっているからです。そして3つ目が、飛行機の燃油サーチャージの高騰です。
中東情勢に影響を受けたジェット燃料価格の急騰で、日本と欧州・北米の燃油サーチャージは、JAL・ANAともに片道6万5000円、往復で13万円もかかります(7月~8月発券分)。例えばハワイ便では、航空運賃よりも燃油サーチャージの方が高額になる「逆転現象」がひんぱんに起きているほどです。
こうした数字だけを見ると、海外旅行を諦めたくなります。しかし、情勢を読み解き、賢く回避したり相殺したりする方法さえ知っていれば、まだ打つ手はあります。元テレビ朝日アナウンサーで、現在は旅行会社に勤める大木優紀が、とっておきの攻略法をお伝えします。
なぜ価格が高騰したのか
新ルールの仕組みと注意点
具体的な攻略法の前に、航空券の値段について簡単に学んでおきましょう。旅客機が燃料で使うのは原油でもガソリンでもなく、「ケロシン」という航空燃料です。今春から、ケロシンの値段が跳ね上がっています。
日本人には為替も痛手です。航空燃料の取引はドル建てなので、円安が進むほど、円換算での支払額は膨らみます。「燃料が高い」に「円が弱い」が重なった影響が、航空券の値段に反映されるわけです。







