心からリフレッシュできる場所へ
賢く浮かせた予算を集中させよう

 まとめると、発券のタイミングを制し、サーチャージ自体を極力回避し、ツアーで総額を抑える。この3つを頭に入れておくだけで、結果は大きく変わるでしょう。

 最後に、私が本当にお伝えしたかったことを書かせてください。それは、「旅全体のコスパ」はコストだけでなく、どれだけの体験を得られるか(パフォーマンス)も大切だということです。「とにかく安い」に固執するのではなく、海外でしか得られない経験にこそ、お金を使ってほしいと思っています。

 異国の空気のなかで見る景色、その土地でしか出会えない人や文化、日常を離れて心の底からリフレッシュできる時間。こうした体験は、家にいては決して手に入らないものです。

「安いから」となんとなく行き先を決めるのではなく、学びになる場所、新しい出会いのある場所、心からリフレッシュできる場所へ、賢く浮かせた予算を集中させてほしいのです。

 旅行がぜいたくな時代だからこそ、単純な「安い・高い」の消費にせず、満足できる体験への投資にする。払った以上のものが返ってくる旅を選ぶ。それが、これからの旅のスタンダードだと思います。

 燃油高はもう一時的な現象ではありません。しばらく付き合っていく前提条件です。賢く攻略しながら、今しかできない旅を楽しみましょう。

海外旅行がぐっと安くなる!旅のプロが教える3つの鉄則、「燃油サーチャージなし」の航空会社の実名おおき・ゆうき/1980年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、2003年テレビ朝日入社。アナウンサーとして『GET SPORTS』『やじうまテレビ!』『くりぃむナントカ』等を担当。2度の産休・育休を経て復帰後はABEMA『けやきヒルズ』・『スーパーJチャンネル』など報道番組に出演。2021年末に同社退社後、株式会社令和トラベルへ転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』PR担当。2025年10月には、令和トラベルの子会社「ALOHA7, Inc.」のCEOに就任し、家族とともにハワイへ移住。2児の母。