鉄則(3):飛行機+ホテルの
パッケージツアーを利用する

 最後の鉄則は、飛行機とホテルがセットになったパッケージツアーの活用です。

「ツアーは高い」と思う人も多いかもしれません。が、今はむしろ個人で航空券とホテルを手配する手間暇を考えると、ツアーを予約してしまうほうがトータルでタイパ・コスパがいいというケースも大いにあり得ます。

 私も経験したことがあるのですが、航空会社の予約画面に進んだ瞬間、燃油代が容赦なく上乗せされ、「あれっ最終支払いはこんなにかかるのね」と焦りますよね。個人手配は、値上げのリスクを丸ごと自分で背負います。

 一方、旅行会社はパッケージツアー用に、一般よりお得なレートで前もって航空会社から席を確保していることがあります。早い段階でまとまった数を押さえているぶん、燃油サーチャージが最初から旅行代金に含まれていたり、個人向けより低い特別レートになっていたりするケースがあります。

 だからトータルの費用で計算すると、個人で飛行機とホテルを手配するより、パッケージツアーのほうが安くなる。そんな逆転が、ツアーや行き先、タイミングによっては起こります。

 最近の良い傾向として、旅行各社は「プラス8万円」といった後出しをやめ、表示料金の段階で燃油込みの総額を出すのが主流になってきました。お得そうな価格を掲げておいて実は別途上乗せ、という悪習慣はなくなりつつあります。

 さらに、「お値段以上」のメリットが「安心」です。万が一、欠航や大幅な遅延が起きたら、個人手配だと航空会社との交渉やホテルのキャンセルを自分で行うことになります。

 パッケージツアーなら、代替便の手配も延泊手続きも旅行会社が対応します。世界情勢の急変や天候・天災のリスクがつきまとう最近は、あえてツアーを選ぶ人が増えている印象です。予測が難しいからこそ、この安心感には大きな価値があります。