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4年ごとに繰り返される
「中間選挙の奇跡」が近づく
私はよく、広く知られたデータやニュース、意見は、すべて株価に先回りして織り込まれると言っている。ところが、4年ごとに繰り返されているのに、まるで魔法のような相場の動きが再び近づいている。
Ken Fisher/運用資産25兆円超の独立系運用会社、フィッシャー・インベストメンツの創業者。米国の長者番付「フォーブス400」常連の億万長者。ビジネスや金融分野の出版物に多数寄稿し、投資関連の著書も数多い。父はウォーレン・バフェット氏が師と公言し、「成長株投資」の礎を築いた伝説的投資家である故フィリップ・フィッシャー氏
そのきっかけとなるのが、11月に行われる米国の中間選挙だ。これを機に、株式市場の歴史の中で最も高い頻度でプラスのリターンを記録してきた9カ月間が訪れ、その恩恵は日本や世界にも広がる。私は長年、この現象を「中間選挙の奇跡(Midterm Miracle)」と呼んできた。
米中間選挙は通常、「政治の停滞(グリッドロック)」を深め、大規模な政策変更を伴う法案の成立を、その後の2年間にわたって阻む。これは私が2026年の相場見通しでも触れたことだ。
有権者は政治が動かないことを嫌う。しかし、株式市場は、それによって不確実性が低下することを歓迎する。
ところが、ほとんど誰もが抱く政治的・思想的な先入観が、その効果を見えなくしている。だからこそ、この「奇跡」は繰り返されるたびに、株価を押し上げるポジティブサプライズとなる。







