4つの要素を必ず入れて
構造を担保する

 毎回バラバラの依頼文を書いていると、呼び出す能力の種類が変わってしまい、出力がブレます。

 逆に、一定の構造を持つテンプレートを使えば、同じ水準の出力を再現性高く引き出せるようになります。

 実践として有効なのが「目的→制約→出力形式→評価基準」という4つの要素を毎回埋める方法です。

期待ハズレの答えを修正、修正…AIを使ったのに「仕事が遅くなる人」が伝え忘れている“一言”出典:『頭のいい人が習慣にしている学び方の戦略』
拡大画像表示

「目的」でゴールを明示し、「制約」で範囲を限定し、「出力形式」で返ってくるかたちを指定し、「評価基準」で何が良い答えかを共有します。

 この4点がそろうことで、AIは「何を」「どの範囲で」「どのかたちで」「どの水準で」返せばよいかを一貫して処理できるようになるのです。

期待ハズレの答えを修正、修正…AIを使ったのに「仕事が遅くなる人」が伝え忘れている“一言”出典:『頭のいい人が習慣にしている学び方の戦略』
拡大画像表示

 たとえば「要約をつくってほしい」だけでは目的しか伝わりませんが、「専門用語は使わない(制約)・箇条書き3点(出力形式)・初心者でも理解できる(評価基準)」がそろうと、期待する出力が一致しやすくなります。

 このテンプレートは一度つくってしまえば、コピペするだけで使い続けられます。

 業務ごとにひな型を分けておけば、毎回ゼロから依頼文を考える必要もありません。「要約用」「企画案用」など、よく使う型から少しずつ整えていきましょう。

 依頼の質を属人的な「センス」に頼るのではなく、構造で担保することが、AIを安定した道具として使いこなす第一歩となるでしょう。