ようは脱税認定されたっていうことですよね。重加算税が課されると、刑事事件として立件される可能性まで出てきちゃうんです。

 一方、うっかりミスの時に課されるペナルティーは、これに比べたら全然たいしたことありません。過少申告加算税というのがかけられますけど。

 これがどんな内容かというと、「修正申告書を提出した場合または更正を受けた場合に賦課される。ただし自主的に修正申告書を提出した場合にはかからない」とされている。

 税率は原則として納付税額の10%。ただし、期限内申告額または50万円のいずれか多い金額を超える分については15%。

 痛いことにはかわりないですけど、うっかりして間違えちゃった、ということであればこの程度ですむんです。だから脱税と課税モレはまったく違うものだということ。

 それから、うっかりミスと脱税の違いをプロは鋭く見抜きますよ、ということをここでは強調しておきたいわけです。

 社長さんが思いつきでやる行動は、大抵の場合、脱税になってしまう。しかも、税金をごまかすリスクっていうのは、めちゃくちゃ高いんですよ。

 というわけで、やっぱり税務署から余計な疑いを持たれたり、変だなと思わせたりしないような対策を取るためには準備を始めるのは、早ければ早いほどいいんです。

 このことはちゃんと覚えておいてくださいね。