キャッシュフローの「3つの袋」の動きで企業を分類できる
一方、配当の支払いや自己株式の取得などの株主還元を行った場合や、借入金の返済、社債の償還などを行った場合はマイナスとなります。
原則として、株主還元に積極的でマイナスになっていることが望ましいと言えますが、成長著しい企業の場合は資金調達により投資を行っているケースも多く、この場合はプラスになります。
これらキャッシュフローの「3つの袋」の動き(プラス、マイナス)を見ると、会社のタイプをある程度、推測することができます。
次回は、会社はキャッシュフローの動きによって8つのタイプに分けられることを説明します。
※次回は、4月14日(木)に掲載します。