好印象を与えるメンズメイク
ポイントは「肌」「眉」「唇」

「若く見られたい」「格好良くなりたい」という願望がありつつも、中高年のビジネスパーソンはメイクに対して消極的。その理由は、「何をどのように使えば良いかがわからない」という知識不足と、「男のくせに」というジェンダーのしがらみによるところが大きい。

「都心部から離れるほど、”男のくせに”という感覚はまだまだ強いですよね。ですが、都心部では若い世代が、僕と同年代の40代以上の男性達にじわじわ影響を与えているな、と感じることも結構ありますよ」

 社内で自分より若くて爽やかな20代社員が、うっすらメイクをしてさらにきれいな肌になっているのに気づいて、「自分もメイクをすれば、今より多少は若々しく、格好良くなったりするのだろうか」と、上の世代が密かにメイクに興味を持つきっかけになることもあるようだ。

 ビジネスパーソンの見た目において重要なのは「清潔感」。これは年齢に関係なく、丁寧なスキンケアとポイントを抑えたメイクで、誰でも演出できる。

「スキンケアは先ほどお話した通りですが、メイクに関して言えば、男性が意識するべきポイントは「肌」「眉」「唇」の3点。この3つのパーツを整えてあげることで、誰からも好印象を持たれる清潔感と若々しさを引き出すことができます」