ひろゆきが呆れる「心が不安定な人の口グセ」ワースト3ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語った『1%の努力』は、34万部を超えるベストセラーになっている。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

日々、不安定な気持ちで消耗してない?

 毎日を安定して生きることは大事です。突発的に忙しくなったり、人からの誘いがあったりしたときに、すぐに時間の調整ができます。

 でも、心が不安定だと、気持ちを整理するのに時間がかかったり、気分がザワザワして消耗したりして、余計に疲れたりしてしまいます。

 そうならないためには、やはり日頃からの習慣が大事になってきます。ここでは、つい口に出して言ってしまうことで心が不安定になってしまう口グセを3つ紹介したいと思います。

第3位は、人と比べる言葉

 最初の口グセは、「あの人はいいな」です。

 隣の芝生は青いと言われます。それは、他人の「いい話」や「成功例」ばかりを見てしまうからです。

 そうなってしまうのも、無理はありません。SNSの発信や飲み会での会話は、大概が「自慢話」です。悪い情報やグチを発信しても、嫌われてしまいますから、その場が明るくなるようなことを言わないといけない雰囲気があります。

 それを真に受けて、「自分はこんなに失敗したり不幸があるのに、あの人はいいな」と思い始めると、心が不安定になってきます。

 どんなに成功しているような人でも、不満や失敗はあります。ただ、それを表に出していないだけです。その部分は想像力を働かせてみるしかありません。

「あの人、うまくいっているようだけど、私と同じようにつらいこともあるはずだ」

「成功してキラキラしているけど、裏では評価されずに黙々と耐えてきたんだろう」

 と、見えない部分まで想像してみてください。表のキラキラした世界だけを見ても、何もいいことはありません。