知らないと損!再就職活動で手当をもらいながら「リスキリング」する方法Photo:PIXTA

企業の顧問社労士として、数多くの労務問題を解決してきたカタリーナ。新たに始めたオンラインのよろず労務相談には、経営者・労働者を問わず、さまざまな相談者が訪れる。
本日の相談者は、大手メーカーに勤務する男性(42歳)。会社が発表した早期退職プログラムに応募したというが……。

早期退職は失敗だった?
再就職先が決まらない……

カタリーナ 「こんにちは!社労士のカタリーナです。松本和久さんですね。今日はどんなご相談かしら?」

松本 「はじめまして。これからのことで相談したいと思いまして。実は先日、リストラ目的で大々的に募集を始めた会社の早期希望退職に手を挙げたんです」

カタリーナ 「あなたの会社、たしかニュースにも取り上げられていたわね。割増退職金も相当な額だっていうウワサだけど」

松本 「はい。私は新卒で入社したので勤続20年、想像以上に大きな額で。期間限定で、職場の人たちが次々と応募する姿を見てたら、自分も今がチャンスかもしれないって思ったんですよね。この先、会社の将来に不安もありましたし」

カタリーナ 「そう。でも、どうも浮かない顔ね。転職先が決まらないとか?」

松本 「そうなんです。自分の学歴と会社の知名度を考えれば、少なくとも今と同程度の給与は確保できる転職先が見つかるだろうと思っていました。転職エージェントには何社か登録していますが、これまでやってきた生産管理の仕事で、希望する再就職先になかなか出会えなくて……」

カタリーナ 「それほど甘くないわよね。早期退職に手を挙げた人たちは、もともと転職するつもりで、水面下の活動をしていたんじゃないかしら? そこに割増退職金の話が出たら、渡りに船よね」

松本 「そうだったのかも。次の会社が決まっている人も結構いるしなぁ。このままだと、来月から無職ですよ。本当にマズいと思って。頼みの綱は、会社があっせんしてくれる再就職支援サービスくらいで……」

カタリーナ 「ちょっと待って!無職を恐れる気持ちもわかるけど、決して悪いことばかりじゃないわ。特にあなたのような人にとっては」

松本 「どういうことですか?」